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■研究題目
ソーシャル・ビジネスの循環型発展メカニズムに関する研究
■研究の目的
本研究課題は,社会的課題の解決を事業とするソーシャル・ビジネス(Social Business: SB)について,営利企業および非営利団体がSBを展開する際に直面する問題を,計量経済学的手法および事例研究に関する経営学上の定性・定量的手法に基づいて分析することで,企業・団体を問わず実施主体がSBを継続的に展開するための条件を明らかにするとともに,それを取り巻く市民社会,自治体・政府の各種政策・施策や社会・経済環境に着目してSBの促進要因・阻害要因を明らかにした上で,社会的課題とSBの担い手(企業・NPO・行政)との関係を包括的に分析して,SB発展の社会的循環メカニズムを明らかにすることを目的としている。
■研究の内容
本研究課題では、SBの発展メカニズムを明らかにするために、図1のように、研究の対象を四つに分類する。「実施主体」では、SBやCSRの調査・基礎研究を行い、「政策主体・実施環境」では、SBを取り巻く行政等も含めた環境でのSBのあり方を検討する。「理論・実証」では、集めたデータから主に計量経済学的な観点から、SBの評価基準となるような指数・指標の開発を行う。そして「個別事例」では、NPO法人や民間企業、自治体において詳細な事例研究を行う。 初年度は国内でのSBの状況を明らかにし、同時にそれらを基にしていくつかの評価法の提案を行い、次年度以降は、初年度の研究を基にして、企業CSRの事業化としての経営戦略化のための条件を探り、包括的なSBの継続的事業化のための基礎研究の構築を図る。


■研究期間
平成23年4月~平成26年度3月
■研究メンバー
研究代表者 水野勝之
研究分担者 福岡英典